今回も減量の話。
入院初期、心電図やら筋電図やら頸動脈エコーやらの検査があった。
どれも、正常値だった。
入院前、ドクターから治療内容を聞かされた。かなりビビった。
入院してから、聞いてた治療は実施されていない。
なぜなら、血圧、尿検査、腎機能、血液検査、血糖値が正常値みたい。
???????
なんで、入院してるんでしょ( ゚д゚)
まぁ、この入院がきっかけで色んな事を学んだので、
非常に有意義な経験をさせてもらってます。
そんなわけで、
入院生活は暇な時間との闘いなわけです。
ましてや、コロナ禍の今では面会はおろか、外出も外泊も出来ないのだから、尚の事である。
この時代なので、ネットフリックス、アマゾンプライム、ティーバーなんかで暇をしのいでいるが、限界はあるわけだ。メンタルの限界よりも通信量の限界と、デバイスの充電の限界があるわけだ。
そんな入院中の楽しみは食事になってしまう。
病院食ってどんなイメージある?
・味が薄い
・まずい
・なんの料理かわからない
そんなイメージがあるよね。
どれも正解だけど、本気で味わうと病院食は学べる美味しい食事になる事を知ったのです。
なんせ食事が楽しみの時間、且つ、間食禁止の為、この入院中は病院で出されたもの以外は口にしてはいけないのです。
そうなると本気で味わうしかないじゃない。
何が本気かって、とにかく
咀嚼咀嚼
咀嚼
咀嚼
噛んで、噛んで、噛みまくるのです。
普段、早食いの僕は咀嚼が苦手。
でもね、ゆっくり噛んで食事をしないと、
朝食7:30、昼食12:00、夕食18:00、消灯21:00の生活ですから、
食事の間の時間が長くて長くて、お腹がすいちゃうんです。
ペコペコになっちゃうんです。
だから考えました。
極論、
ずっと食ってればいいのでは。
食べ終わるから、腹が減る。
食べ終わらなければ、腹が減らない。
でも、食事の量は多くない。
それなら一口を小さくして、その一口にゆっくりと咀嚼時間を使って・・・
なんてことを考えてました。
現実問題、3時間も食べ続けるのは難しいわけで、
8それでも咀嚼量を増やす事は実施してみたんです。
一口30回以上噛んで、30分近く時間をかけてみると、
よく噛むとお腹が膨らむって意味を実感することが出来ました。
本当にお腹がパンパンになります。
もちろん水分もしっかりと摂らないといけないので、1000㏄くらいの水も一緒に飲みますが、食後は驚くほどの満腹感になるんです。
これはね、人体の神秘ですよ。
よく噛む
これ大切
そんな事わかってると思ってますよね。
僕もね、わかっているつもりでした。
でもね、理解の深さが変わった感覚です。
この感覚ね、これまでに何度か感じた事あるんです。
仕事だったり、人生観だったり。
まさか、食事で感じる事があるなんて思ってもいなかった。
ちなみに、腹持ちが続くかと言ったらそれは別ですな!
普通に腹減ります。
規則正しい食生活がいかに大切かが理解できました。
あと、最近は低糖質ダイエットが流行ってますが、
血糖値の上昇とダイエットがなんとなく結びついてる感じがしますよね。
血糖値を急上昇させなければダイエットに繋がる!みたいな感じ。
そもそも、血糖値は食事したら上がるもんだし、体の中には上がった血糖値を下げるそれこそ神秘的な機能が備わっているわけです。
本来は、
生きる為に、食事(栄養)を摂る
↓
栄養を体中に届ける。その時に、摂取した糖質をブドウ糖に変化させ、エネルギーとして血液で運ぶ。
↓
その時に血糖値は上昇
↓
上昇した血糖値を下げるために膵臓からインスリン発射(食後30分から1時間)
※インスリンの効果で細胞にブドウ糖が取り入れられることで、血糖値が下がる。細胞にエネルギー源が運ばれる。ブドウ糖が余ると肝臓、筋肉、脂肪で貯蔵。
ここがポイント
余ったら、体で貯めちゃいます。エネルギーを貯めすぎれば肥満。少なすぎれば細胞がエネルギー不足になり、次回の食事の時に多めに摂取しようと待ち構える。
だから、適正量のカロリーと規則正しい生活を継続することが大切なんです。
ちなみに、人体の神秘として、食後から時間が経ち血糖値が下がってくると、膵臓からグルカゴンが発射され、蓄えていたブドウ糖を血液に乗せて全身に流すんです。
インスリンとグルカゴンを分泌している膵臓は本当に奇跡の様な臓器です。
なので、
糖質を全くとらないダイエットは体に良くないのです。
①よく噛む
②ゆっくり食事に時間をかける
この2つだけで、食事量は減るので、無理に食事を減らしたり、栄養を偏らせずに体重を減らすことが出来ます。
ちなみに、
水分はとても大切なので、毎日3000ccを目標に飲んだ方がいいです。
今回の備忘録はアウトプットして自分に定着させる目的です。
でも、これが誰かの役に立ったなら嬉しいです。
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